
あるインデックスブロガーが、
スカイマークを高い割合でもつといった集中投資に比べ、インデックスファンドみたいに分散投資してればゼロカンマ数%程度の被害ですんだ、といった主旨のことを述べられてました。
それを読んでて思ったのが、
1.インデックスファンドは、スカイマークみたいな倒産・民事再生になるようなボロ株を必ず掴んでいるという事実
2.ストップ高連発するような銘柄が含まれていても同じく極小ポジションのため、微動で終わる
3.個別株投資なら、財務・業績が危うい企業は前もって避けられる
といった、反論が可能なんですが、もうそこは個人個人の納得感なのでしょうか。
そもそも危ういスカイマークを集中して持っていた人と比べればどんな投資法だって安全だと言えるのではないでしょうか。
最後に、ウォーレン・バフェットからの格言を。
幅広い分散投資は投資家が何をやっているのか理解していない時にのみ必要だ。Diversification is a protection against ignorance. It makes very little sense for those who know what they're doing.
— Warren Buffett
大抵の投資アドバイザーは分散投資をしなさいと薦めます。資産の何割を株に、何割を債券に、何割を定期預金になど。分散投資の一番の目的はリスク回避です。英語では「たくさんの卵を一つのかごに入れるな」という諺がありますが、いくつかのかごに卵を分けることで最悪の事態を防ぐということです。しかしバフェット氏は分散投資を誰にでも薦めていません。投資を知らない、お金の運用に興味がない人には分散投資を薦めていますが、
積極的に投資をする人にはむしろ集中投資を薦めています。バフェット氏自身、分散投資はしていないと言っておられます。バフェット氏曰く、「最善のアイデアに投資して大金持ちになった人はいるが、9番目、10番目に良いアイデアで金持ちになった人はほとんどいない」と。なるほど。つまりこれから財を築こうという人にとって、みんなと同じように機会を分散していたのではなかなか大きな財は築けないということですね。
ウォーレンバフェット名言集私も、「投資に興味なくて投資に時間も割きたくない」っていうひとに資産運用を相談されたら、消極的選択としてインデックス投資を紹介します。
人気ブログランキングへ
にほんブログ村