仮に配当金500万(税抜き前)を目標にして、これを達成したらリタイアしようとします
そうなると、現物株で配当利回り5%の株ですら、
1億以上必要になります。
(※今日現在、タコ足配当ではない今期と来期でそれぞれ予想利回り5%以上の企業は、
岩井コスモHD、JTの2銘柄のみ。)
ただ、1億の資金を待たずに、借金をすればもっと早く達成できるのではないか、と考えてみました。
銀行が融資してくれればいいんですが、株に融資はなかなか難しいので現実的には
信用取引です。
そうすれば細かい計算抜きに粗々で最低
3000万キャッシュがあれば達成可能できそうです。30%の保証金があればいいので。
レバレッジは時間を買うというのはこういうことですね。
ただ、事は簡単ではありません。
信用をするには、コストや制限がそれなりにかかってしまいます。
①保証金維持率25%維持しなければならない。→1億買い建てたとして、最低評価額が2500万必要。
これを下回ると、所謂「
追証」がかかる。
現金でもっておけば大丈夫じゃないのかと思ってたんですが、買い建ててる銘柄が下がった損失分も保証金から引かれます。
②
保証金に株を充てると、掛け目が生じる。保証金をたとえば3000万キャッシュに持っておくともったいないので、これも高配当株に使用したいと考えると、維持率の計算上0.8掛けしなければなりません。さらに、現物・信用のどちらも下がると保証金維持率にWで反映されます。
③
二階建て規制同一銘柄で現物と信用でやると所謂「二階建て」となり、新規に買い経てる時点で、委託保証金の50%未満の制限がかかります。51%保有していたら新たに同じ銘柄を買い建てられません。
④
金利が高い制度信用は金利安いです(某会社だと0.9%のキャンペーンあり)が、その代わり6か月の返済期限があるため配当生活用には向かず、無期限で借りられる一般信用二ならざるを得ず、そうなると高い金利が必要(2.3%)。これより高い配当利回りでないと意味がなくなります。
⑤
管理費がかかる信用分には1株10.8銭。単元株の売買単位が100株ではなく1株だと1株108円の管理費がかかる。
⑥
税金は安い配当にかかる所得税分は
15.315%!!現物より5%も安いです。(税法上は譲渡益。)
※上記数字はすべて一般信用の金利が一番安いむさし証券のものとなります。
次回、具体的数字に当てはめて書いてみたいと思います。
↑こちらは年間配当の目標が100万の本です。
人気ブログランキングへ
にほんブログ村